今回はランニングをする時の地面環境、サーフェスについてお話ししていきます。
ランニングは体重の2〜3倍の負担が足にかかると言われています。
その負担を軽減するために、フォームやシューズ、身体機能(柔軟性や筋力など)見ていくところは多いですが今回は走る時の地面
サーフェスについて見ていきます。
基本的には
アスファルト>タータン(陸上のトラックなど)>土(砂)
の順番で足への負担はかかります。
ランニングシューズによって足への負担は少なくなりますが、毎日のように走る方がアスファルトがメインの練習になると足への負担はかなり高くなります。
それぞれのメリット、デメリット
アスファルト
メリット
○どこにでもある(手軽に走れる)
○床からの反発力(床反力)を感じやすく走るスピードが増す
です。
デメリットの方が大きく
○足首・スネへの負担がかなり大きいためシンスプリントや足底筋膜炎、足関節の炎症が起こりやすい。
慢性的な疲労やケガをする事で走る事自体を休まなければいけない状況になります。
走る環境を変えるだけで防げる事なので、走れない状況を作らないためにもアスファルトでの練習は出来るだけ少なくしましょう。
土のランニングコースやグラウンド
メリット
○足への負担が少ない
デメリット
○滑りやすい
○地面が不安定な事がある
ランニングをする上で足への負担が少ないのは怪我のリスクを減らす上で一番大切な事です。
特に始めたばかりの方は、筋力や柔軟性、長時間動くことへの慣れなど体が適応していないので負担が少ない環境を作ってあげることで継続もしやすくなります。
デメリットの部分は走り方の見直しや事前にコースを確認しておくことで防げます。
陸上競技場などのタータン
メリット
○地面に凹凸がないため走りやすい
○適度に床反力を感じられる
デメリット
○アスファルトよりは少ないが足への負担が大きい
○無料で使えるところは少ない
○周回のため同じところへの負担が多くなる。
短・中距離の練習以外ではなかなか使うことはないのかなと思います。
走るための場所なので、凸凹もなく、スピードも出しやすいです。
始めたばかりの方には利用しにくいのが一番のデメリットかなと思います。
まとめ
私的には、ケガをしない事を第一に考えているので、土のグラウンドやランニングコースで走る事をお勧めします。